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執筆者の写真D.studio nakanosakaue

【ヨガ哲学】アパリグラハ(不貧ふとん)/ヨガ八支則





アパリグラハ(不貧ふとん)


こんにちはジュンコです。

新緑の美しい季節ですね。

空気が木々の葉に反射してきらきらしているように見えます。


さて今日はアパリグラハについてお話しします。


「本当に必要なものだけ手にしよう。」


皆さんカバンの中やリュックの中を見ると使わないものが入っていませんか?

クローゼットの中もどうでしょう。


私たちは多くの荷物を持っています。それは物質的なものもあれば心にも。


「ある」とか「ストック」すると安心したり満足しますが、反対に「ない」とその事ばかり気になり、不安になるばかりか余計に執着します。


しかし本当に必要なのかを考えてみるとどうですか?

クローゼットの中に何年も使っていない物、いつか使うかもで何年も奥の方にしまってあったり、靴や洋服、冷蔵庫の奥に眠っている調味料など。

意外と多くあります。


スペースを空けて風を通す、エネルギーを循環することも大切です。


断捨離はまさにアパリグラハです。


持ってはいけない感情はありませんが

循環させることはどの感情においても大切です。

心の荷物も必要ないものは手放す。これがなかなかなかなか難しい。


今この瞬間を大切にと思いながらも、私にも未来の不安や過去の後悔はありますし、これまたなかなか手放せずです。

日々、意識して練習をしていくこと、そしてその結果さえも手放す。

日々繰り返し練習中です。


そして「ヤマ」してはいけない事の最後にアパリグラハがくるのに

意味があります。


アヒムサー(非暴力)

サティヤ(正直)

アスティーヤ(不盗)

ブラフマチャリア(禁欲)


すべてにおいて本当に必要な物以外手放し


アパリグラハ(不貧)

本当に必要な物だけ手にする。

と、なるのです。


荷物も体も心もシンプルに。

次第に軽くなること、重たい荷物を下ろした時のように

スーっと軽くなりますよ。


ジュンコ






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